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沖縄の特別の日 慰霊の日 [沖縄の行事]

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2013年(平成25年)の6月23日
日曜日になりますが、
沖縄では「慰霊の日」として
「休日」になります。

「慰霊の日」は、沖縄県民にとって
忘れることのできない特別な日です。

一般住民を巻き込んだ20万人余りの
尊い命と財産、文化財、自然が奪われ
た沖縄戦。

20万のうち約9万4000人余りの戦死者
が、兵隊以外の一般住民と子どもです。


沖縄防衛第三十二軍司令官牛島満
と同参謀長の長勇中将が糸満の
摩文仁で自決した日が昭和20年6月23日
の未明とされています。
そして、
この日を日本軍の組織的戦闘が終結
した節目としてとらえ、沖縄慰霊の日
が制定されました。


沖縄戦の戦没者の霊をなぐさめて平和
を祈る日として、本土復帰前は「休日」
と定め、各行政機関や学校、企業に
定着していましたが、1972年の本土復帰後は
当然日本の法律が適用され、「慰霊の日」は、
「休日」としての法的根拠が無くなってしまったのです。


今でも変わらず正午なると、1分間の黙とうをささげる
姿があちらこちらで見かけられます。




また沖縄全戦没者追悼式前夜祭
糸満市摩文仁の沖縄平和祈念堂で
22日午後7時~同8時半で執り行われます。

「慰霊の日」前日に
沖縄戦戦没者の
み霊を慰める奉納芸能が
行われる。

そして22日に
沖縄戦全戦没者追悼式
糸満市摩文仁の平和祈念
公園で23日午前11時50分
から午後0時40分まで執り行われます。

ということで、
毎年平和を願い平和行進にも全国から
参加者も続々お見えになります。


この日は沖縄中から、年々年老いていく
体験者本人そして家族や孫の同伴で
静かではありますが、本当に多くの方が
糸満市摩文仁に集結します。

体験者本人は毎年「今年が最後」と
いいながら一人二人と体調や
健康上の理由から参加できない方も
おられます。

少しずつ減っていくのが悲しいです。
これが人生ですから仕方ないですが、
その姿を見るたびにいつまでも忘れない
家族や兄弟、親戚友人の姿を思い出し
自分を奮い立たせ今日まで生きている
姿を見習いたいと思います。



これからもウチナーンチュは
先輩方の残したことばをわすれないでしょう。

「命は宝(ヌチドゥタカラ)」。




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