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煎り穀物について  [健康]

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 人間の生目には不可欠な食物である
「穀類」をいかに調理するかというのは、
重大な問題です。

 人間の消化系の欲求を満たす
調理法が最善の方法です。


 最初の消化液である唾液と
できる限りよく混ぜるために、
食物を唾液にとって最適の
状態にすることが、最善の
調理法であります。

 なぜなら、でんぷんを消化
する液体であるアミラーゼは
デキと共に分泌され、これら
二種類の分泌駅が食物と
混ざることによって、消化の
過程が始まるからです。

 けれども、水分をたっぷり
含んだ食物が口に入れられても、
食物内の水分と同じ構造を持つ
唾液は、うまく食物に吸収されません。



 言い換えれば、私たちが食べる食物は、
できるだけ水分を含んでいないほうが
より
健康的であると論理付けることができるのです。
渇いたスポンジが、水分に触れると
すぐに吸収を始めるようなものです。

子ども用のビスケットも同様です。

また、でんぷん質の食べ物はどれも、
調理されたらより甘くなります。
蒸しても煮ても甘くなりますが、含まれる
酵素によって異なります。

砂糖やはちみつのように、消費される
とすぐにエネルギーとして使われる
これらの物質は、単糖と呼ばれています。

数段階を経て、初めてエネルギー源の
グルコースに変えられる米や他の
でんぷん質の食物は、多糖と
呼ばれています。



 もしも人間が、ミツバチのように蜜だけで
生きられるとしたら、歯は必要でなくなり
ます。口の中で分泌される、アミラーゼ
と呼ばれるでんぷんを消化する液が
要らなくるのは言うまでもありません。


人間の体は、
多糖の原型であるでんぷん質の食べ物で
生きる構造になっています。

でんぷん質の食べ物は、煮れば煮るほど
糖分が増加します。

甘酒やタフィーなどは、同様の
工程で造られます。一度加熱された
でんぷん質の食べ物は甘味があり、
室温で時間をかけて発酵させることによって
やわらかくなります。
例えばポテトスープに入っている
ジャガイモですが、初めは硬くても、時間を
かけて煮れば煮るほどやわらかく、
甘くなっていきます。

 デンプン質の食べ物の料理は、
これらの原則を踏まえると、とても容易
になっていきます。
食物消化における第一段階は、口内ではなく
鍋の中で起こるわけです。

従って、
玄米、キビ、小麦、豆類、とうもろこしなどは、
煮てから乾かし、それから鍋かフライパンの
上で煎り、すべての水分を除くべきです。
これらの穀類をゆっくりと念入りに噛むならば
その時消化の第二段階が始まるわけです。
唾液と共に分泌される消化液が食べ物と
良く混ぜ合わされて良い血液に変えられます。


(玄米、キビ、マメ、小麦、イヌエビを含む)
五穀米は、調理した後で乾燥させ、
ほんのり茶色に焼き上げたクラッカーにして
食べることができます。
玄米やとうもろこし、
またほかの穀物も、煎って乾燥させた後で、
もちにして食べることができます。

但し、玄米や小麦やキビなどの穀物を炊くときは、
別々に炊きましょう。
水が多すぎないように、または長く炊きすぎないように
気をつける必要があります。
長く炊きすぎると、ねばねばして
くっつきやすくなります。
炊いた後で互いにくっつき合った米は、
乾燥させるときに手で引き離すことできますし、
乾燥させた後で、木の棒かガラスの瓶を
使って引き離すこともできます。


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