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酸化と病気の深い関係 [健康]

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 酸素が届く場所には、
つねに活性酸素発生の危機が
あり、酸化の害がつきものです。


がん

 活性酸素によってDNAが傷つけられ、
遺伝情報に誤りが生じると、異質な
細胞が生まれることになります。
そして、その異質な細胞がどんどん増え、
歯止めが利かなくなった状態が「がん」です。


DNAを傷つけ、がん化のきっかけを作ったり、
がん化を促したりする物質を「発がん物質」
といいますが、その多くは活性酸素の発生源です。

中には、直接DNAを傷つけるものもありますが、
多くの場合、発がん物質がつくる活性酸素が
傷をつける要因になっています。






 昼夜を問わず活動を続けている脳は、
酸素の消費量が多く、脂質の中でも
もっとも酸化しやすい性質を持って
います。

脳には、非常に重要な神経がいくつもあり、
しかもそれらは一度変性したら、再生
されることはありません。

 活性酸素の影響が大きい脳の病気には、
脳血管障害、アルツハオマー病などが
あります。脳血管障害では、活性酸素による
血管の老化や虚血・再かん流を繰り返すことにより、
組織障害が進んでしまう恐れがあります。


アルツハイマー病患者の脳には、シミ(老人斑)が
みられますが、これはある種のたんぱく質が
酸化されてできると考えられています。




動脈硬化

 動脈硬化が起こる過程でも、活性酸素が
関わっています。動脈硬化の危険因子には、
LDL(悪玉)コレステロールが挙げられ
ます。しかし、LDLコレステロールは、
活性酸素によって酸化されなければ、
さほどの害はないといわれています。

また、動脈が肥厚する原因の1つに考えられます。



皮膚

 紫外線は肌や細胞内の水分を破壊し、
活性酸素を発生させます。
活性酸素は、皮膚を構成する成分、
とりわけ脂質を酸化させ、過酸化脂質
を作ります。そして、老化色素といわれる
リボフスチンを作るため、シミの原因と
なります。
さらに、肌の弾力を保っているコラーゲンや
エラスチン(線維組織)も酸化によって
変性するため、シワ・たるみの原因に
なります。




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