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「島のことわざ」12月17日沖縄出来事ひとりごと [市町村]

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「大和ぬ世から
アメリカ世から
また大和ぬ世」

と言われるように
戦後70年、

沖縄の履物をめぐる
状況も大きく
変わった。

地域が楽しい


沖縄月星は1951年、
創業者である
松本清福さんが
国際通りで
靴販売業の
「松本商店」
創業。

終戦間もないころで、
はだしの人も多く、
沖縄復興とともに
靴が急速に
普及していった時代。

商品をだせば売れる時代。


弟の松本正巳さんは
オリンピック直前の
63年に入社。

当時は東京の
東洋大学に通い、
そのまま東京で
就職しようと
考えていた。


東京はオリンピック
景気に沸いていた。



しかし、
創業者である
兄から

「東京にいるのは
大学まで」
と言われていたし、

「生まれ島の
言葉忘れたら
苦にも忘れる」
ということで、
沖縄の兄の事業を
手伝うことにした。


東京から沖縄に
帰るのは
今とは違って、
かなり大変な時代。

飛行機の直行便は
あったが、高値の花。

東京駅から
鹿児島まで
30時間以上
「急行きりしま」
という蒸気機関車が
を利用した。



鹿児島に着くころは
顔はすすで
真っ黒に。


鹿児島からさらに
一晩かけて
沖縄に戻る。

鹿児島から
乗った船は
揺れて
洗面器を
みんなかかえていた。


とてもきつかった。


ただ、船で
しまくぅばが
聞こえてきて
自然と故郷に
帰れるという
高揚感で
いっぱいに。





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