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ひな祭りと音楽と家族の想い [ひと・暮らし]

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3月3日(火)
今日は
ひな祭り。

ひな祭り
を家族で楽しむ場合
前日の2日?
それとも
3日?

ひな祭りの由来はこちら。



毎年
2月の最後の週の
日曜日に
ひな人形を用意する。


タンスの上から
大きな箱を取り出す。
箱のホコリのスゴイこと。


毎年毎年
ひな人形
セッティングが
手馴れてくる。


最初の頃
かつらや
刀をいじられた。


「さわるな!」

である。

ずっと
嫁いでも持たせたい
からね。


特に男親は
超うるさい。


娘のためにと
音楽を鳴らす。

ぼんぼりの
下のネジを回し、
音楽が鳴る。





何度聞いても
癒される。

何度も
何度も
何度も
ネジを回す。


ネジを回したいのは
親父だけ。


そんなこんなで
毎年毎年
ひな祭りを
迎える。


やがて
娘は
ぼんぼりの
音楽を何回も
鳴らす
バカおやじに
「ウルサイッ!!」

と叱責する。

怒られても
また鳴らす。


音楽が流れるたびに
特別な思いに浸れる。

「ありがとう。
本当に。

今日まで
大きな病気をせずに、

大きなけがもなく、

事故もなく、
五体満足で
いてくれて
ありがとう。
たくさんの
幸せありがとう。

・・・」


とにかく

「ありがとう」

の気持ちで胸いっぱいの
バカおやじである。


生まれて間もない頃は
女の子の節句らしく
それなりの
ごちそうだった。


だんだん
好き嫌いも
出てきて、

毎日が

おじいさん

おばあさん

おじさんから

贅沢三昧の
日々だから、

大したごちそうには
反応しないのだ。


兄弟の多い
育ちの俺は、

食いもんだったら
何でもOK!
の世界。


今時の子どもと来たら
まったく。


「何が食べたいの?
食べたいのある?」


って聞くと・・


「ケーキとサイダー」


だって。


ケンタッキーとか
ピザとか
期待していたのは
俺だけか。


わずかな


時間かもしれないが

娘とそして
家族といる
そして
いたという
思い出を
しっかり
かみしめて。



毎年毎年

ひな祭りは

ほんの少しの

短い時間だけど



「(人生・時の流れ)味わっている」





ひな祭り

って学校給食も

それなりの
女の子仕様なんだよね。


男の子は
食っていいの?


女装した子だけ

特別にとか、

今日は女装してくるとか


女の子に
感謝の言葉を
言うとか。

趣向が欲しいね。


さあ

ぼんぼりの
ネジを巻く

世の親父を


娘に
バカにされても


ネジを巻き続けろ!


巻いて巻いて

娘のための

家族のための

人生を


バカしてきた
過去を捨て切る作業でも
ある。


ぼんぼりの
音楽は

世の親父の
ささやかな
愛の詩である。


君のために
身を粉にして
がんばります
宣言みたいなもの。

反省に反省と
感謝と

家族のぬくもり
を絶やさないための


娘のためであるようで

実は


親父のための

日でもある。


男はみな女々しい
部分があるのだ。






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