SSブログ

腸内細菌の正体とは!?乳酸菌とビフィズス菌の違いって? [健康]

スポンサーリンク




腸内細菌の正体とは!?



 腸内細菌の種類は、大きく3つに分類されます。主に腸内に有益な働きをす
る善玉菌と、主に有害な働きをする悪玉菌、どちらか優勢な方の菌になびく日
和見菌です。ただ、これらの呼び名は腸内細菌の分類をわかりやすくするため
のものであり、科学的には正確な表現ではありません。善玉菌は健康維持、老
化防止など、悪玉菌は健康阻害、病気の引き金、老化の促進などの働きがあり
ます。しかし、善玉菌であっても腸内環境によっては、私たちに害をもたらす
菌もあれば、またその逆もあります。







<乳酸機とビフィズス菌の違いって?>

 善玉菌の代表的な菌は、乳酸菌とビフィズス菌です。乳酸菌は、ある1種類
の細菌を指すのではなく、糖質を分解・発酵して主に乳酸菌をつくりだす細菌の
総称です。乳酸菌は、その形の違いから乳酸桿菌と乳酸球菌に分けられます。

桿菌とは細長い円筒の形を、球菌は文字通り球形をしたものです。一方、ビフ
ィズス菌は、糖質から主に酢酸と乳酸をつくりだします。通常は棒状ですが、
状況によってはV字やY字のような形をします。

 また、生育環境にも大きな違いがあります。乳酸菌は酸素の有無に関係なく
生きていけますが、ビフィズス菌は酸素があると生きていけません。したがっ
て、乳酸菌は主に小腸に、ビフィズス菌は主に大腸にすんでいます。両者を比
較すると、実はビフィズス菌が乳酸菌の100~1,000倍も常在しているのです。

 


スポンサーリンク



nice!(26)  コメント(0) 
共通テーマ:健康

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。