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唾液の重要性 唾液Q&A [健康]

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唾液の重要性

 噛むことの大切さを
説明する中で、
唾液の存在は外せません。

 みなさんは唾液が出にくくなる
「シェーグレーン症候群」
という病気を知っていますか?
 この病気になると、唾液の分泌が
少なくなって、舌が荒れ、
口角がただれたり、むし歯に
なりやすくなってしまいます。
 私たちは、唾液なくしては
生きられないのです。
 では、唾液はどんな働きを
しているのでしょうか。 


 まず、歯にとって必要不可欠です。
通常、飲食後30分ほどたつと、
唾液によって歯垢が中和され、
歯の表面から奪われたリンや
カルシウムを再び歯の表面に
沈着させてくれます。

 また、唾液中のミネラル成分は
エナメル質の部分を強くする
作用があることから、常に唾液で
潤った状態が歯の抵抗力を高める
ともいわれています。
 緊張したときに、口が渇いて
上手くしゃべれなくなったことは
ありませんか?唾液は、
口の中の乾燥を防ぐことで舌の
動きをなめらかにし、発音も
助けてくれているのです。
 その他にも、食べ物の嚥下や
消化を助けたり、口中の微生物
の生育を抑え、感染症にかからない
ように防御してくれます。
 唾液は、私たちにたくさんの
恩恵を与えてくれる魔法の液体
なのです!

 では、次に唾液にまつわる
疑問を解決していきましょう。

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  **唾液Q&A**

Q.唾液は何からできているの?

 A.唾液の中の成分は、99.5%が
   水分です。残りの成分は複雑
   で、各種の無機質成分(ナトリ
   ウム・カリウム・クロール・炭酸
   水素、無機リン、カルシウム
   など)、酵素(アミラーゼ、リゾ
   チームなど)、抗菌成分(ラク
   トペリオキシターゼ、ラクトフェ
   リンなど)、たんぱく質(ムチン、
   ペプチドなど)等々のたくさんの
   成分で構成されています。


Q.唾液はどうやって作られるの?

 A.唾液が作らるところは、唾液腺
   (だえきせん)と呼ばれます。
  耳下腺(じかせん)、顎下腺
  (がっかせん)、舌下腺(ぜっか
  せん)という大きな唾液腺の
  他にも、口腔粘膜のあちこちに
  小さな分泌腺が分布しています。
  口の中に入った食べ物などから
  舌の粘膜が刺激を受けると、それ
  が脳へと伝達され、唾液が分泌
  されるのです。この唾液腺の
  代表的な病気が、おたふくかぜ
  (耳下腺炎)です。

Q.唾液は1日にどれくらい分泌されるの?

 A.多い人で、1日に約1~1.5リットル
  もの唾液が分泌されています。
  (これは、1日に出る尿量に匹敵します!)
  少ない人では、約0.7リットルで、多い人の
  1/2です。これは、食べ物をよく噛んでいる
  人とそうでない人の違いです。


Q.唾液の減少が、口臭と関係あるって本当?

 A.唾液には、口の中を清浄、殺菌する働きが
  あります。唾液が減少すると口の中が汚れて
  口臭が強くなります。加齢やストレス、食事を
  抜いたり、降圧剤などの薬の副作用でも
  唾液の分泌量が減少します。
  口が渇いていると感じたら、うがいをしたり、
  お茶を飲んだり、舌や口を意識的に動かし
  て、唾液の分泌を促すとよいでしょう。


Q.糖尿病の人が虫歯になりやすいのは、唾液が
  関係しているって本当?


 A.むし歯の原因である細菌は、食べ物だけでなく、
  唾液中に含まれる糖たんぱくも栄養源にして
  います。糖尿病にかかっている人は、唾液中に
  大量のグルコースが含まれているため、むし歯に
  なりやすくなってしまいます。



 最近、唾液の分泌量が低下して、口の中が
乾燥する「ドライマウス」の人が増えています。
 ドライマウスが進行すると、舌がひび割れたり、
ものを飲みにくくなったり、歯の病気になりやく
なったりとするなど、もし、口の乾燥が気になる
場合は、一度歯科医院を受診してみてください。


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