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今、顎関節症が増えています!対策方法を考える。 [健康]

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 もし、口を開けるときに
「何か音がする」
「口が大きく開かない」
「あごが痛い」と
感じたら、顎関節症
(がくかんせつしょう)を
疑ってがってみてください。

 今、20代の女性を中心に
顎関節症患者が
増えています。

 また、新現代病とも
呼ばれ、むし歯や歯周病に次ぐ、
第3の歯科疾患と
考えられています。



顎関節とは?


 顎関節は耳の1センチ程前方にある
特殊な関節で、耳の前に左右1つずつ
あります。

 口を閉じている時は
下顎の骨の先端が上顎の
くぼみにはまり込んでいて、
口を開閉するたびに下顎の
骨がくぼみから出たり入ったり
しています。

 そのくぼみの部分には関節
円板という軟骨があり、
関節の動きをスムーズにした
り、クッションのような役割を
しています。

 そして、その周りの筋肉が
伸び縮みすることによって、口は
開いたり閉じたりしているのです。
 耳の穴のすぐ前に指先をあてて、
口を大きく開けてみてください。骨が
前方に動いていくのがわかると
思います。


顎関節症はなぜ起こるの?

 顎関節症は、あごの関節に
過剰な負担がかかることによって、
関節部分に異常をきたす病気
です。

 特に、関節に過剰な負担がかかることに
よって、関節の間のクッションである
円板が本来あるべき位置からずれて
しまう場合がほとんどを占めて
います。

 原因としては、あごの筋力の弱さ、
噛みあわせ、歯並び、歯ぎしり、くいしばり、
頬づえや姿勢、ストレス・・・など
様々な要因が複雑に絡み合って
発症すると考えられています。

 しかし、まだ原因がはっきりしていない
のが現状です。


顎関節症の症状は?

 顎関節症の3大症状は、
「あごの痛み」「あごの運動障害」
「開口時の雑音」です。

 どれかひとつでも当てはまる場合は、
歯科医師に相談しましょう。

①あごの痛み
 あごを動かすと痛みを感じたり、
 耳の下の骨を手で押すと痛み
 が走ります。重症の場合は、
 何もしなくても痛みを感じます。
 人によっては、あご以外にも
 頭痛や肩こり、腰痛を訴える
 場合があります。

②あごの運動障害
 口を大きく開けた場合、上下の歯の
 間は約4センチ、子どもの場合でも
 約3センチは開くものです。しかし、
 それ以下しか開けられない、開けようと
 するとあごがズレるなどの症状がみられ
 ます。

③開口時の雑音
 口を開けると、「コリッ」「カクッ」「ガクガク」
 などという雑音が聞こえます。


顎関節症の治療法

 「生活習慣を改善すること」と「歯科治療」が
 二本柱になります。

●歯科治療
 薬物療法とスプリント療法があります。
  薬物療法・・・・・・・消炎鎮痛剤や筋弛緩剤などを投与します。
  スプリント療法・・・現在、最も一般的なのが「スプリント」と
              呼ばれるマウスピースを作成し、装着
              する方法です。スプリントとは、プラス
              チック製のマウスピースで、歯の型を
              取って作成します。
              それを、食事や話す時(昼間)以外に
              装着して、顎関節や筋肉にかかる力を
              調節します。


●生活習慣の改善
 片側の歯で噛む、頬づえをつく、猫背などの生活習慣
 を意識的に改善していきます。
 その他にも、顎関節をマッサージしたり、あごを動かしたり
 する練習を歯科医師の指導のもとで行います。


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