SSブログ

秋の養生 肺と呼吸、機能、協調 [健康]

スポンサーリンク




秋の養生 肺と呼吸、機能、協調






・呼吸と気を統括する肺

 肺は呼吸を司る臓腑であり、肺の働きによって規則正しい呼気、
吸気が保たれています。

 呼吸によって体内に入ってくるきれいな空気は気の原料になるもの
なので、肺が正常に働くことによって、気の生成が促進されます

 また、規則正しい呼気と吸気は、気の運搬をコントロールして
います。


 肺の機能によって、気が全身に行き渡り、その結果、心の血液を
巡らせる働きを助けたり、全身の新陳代謝を活発にすることに
つながります。



 さらに、肺には水(津液)の輸送・排せつをコントロールする働きも
あります。

 脾から肺に送られてきた水(津液)を肺が全身に送り出して汗に
なったり、不要なものは膀胱に輸送され排出されます。


秋の養生 肺の働きが乱れる秋


<注目キーワード>
  ↓ ↓ ↓
超撥水風呂敷 ながれ マリンボーダー

超撥水風呂敷 ながれ マリンボーダー
価格:3,791円(税込、送料込)




WordPress・MTOS簡単インストール機能対応!レンタルサーバー『ヘテムル



□□□□□□□□□□□□□□□□□
  『とにかく早い者勝ちっ!』  
  ドメイン取るならお名前.com  
https://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=2064SO+1JYT6Q+50+2HEVMR   
□□□□□□□□□□□□□□□□□





・肺の機能低下

 肺の機能が低下すると、呼吸不全や胸の痛み、せき、ぜんそく、痰、
むくみ、便秘などの症状が現れます。


 また、肺のトラブルは、皮膚や鼻に出やすいといわれています。

 皮膚は気と水(津液)によって温められ、潤されているので、
抵抗力を保つことができます。

 しかし、肺の機能が悪くなると乾燥して皮膚があれてかさかさに
なります。また、肺は呼吸を司りますが、鼻はその子級の出入りが
あるため、肺に障害が起こると、鼻づまりや、鼻水、くしゃみなど
の症状が現れ、かぜをひきやすくなります。




・強調して働く肺と大腸

 東洋医学では、五臓(肝、心、脾、肺、腎)と六腑(胆、小腸、
胃、大腸、膀胱、三焦)はそれぞれが単独で機能するものではなく、
対応する臓と腑が互いに協力し合って機能すると考えます。


 肺は大腸と強調して働く関係にあり、経路によって結ばれています。


 肺気の粛降作用と大腸が糟粕を外へ出そうとする伝導作用は、
どちらも気が主体となっている作用です。

 肺の粛降作用と大腸の伝導作用は相互に強調して呼吸や排便活動
を促進しています。


 肺の働きが低下して水(津液)が十分に届かないと、大腸の働きが
低下して大腸のトラブルにもつながります。


 大腸は、糟粕から余分な水分を吸収して便に変える働きをもっていますが、
大腸が乾燥することによって便秘になってしまいます。


 スムーズな肺の働きによって大腸の働きもスムーズになり、反対に
大腸の働きが肺の呼吸を助けているともいえます。


 秋の乾燥期にかぜをひいている人の中には、便が乾燥することによって
便秘になる人がいます。

 これは、乾燥のために肺の水(津液)が損傷されて粛降作用が失調し、
水(津液)が不要になったものを輩出する働きがある下焦(※1)
まで到達しないために大腸も潤いを失ったためです


 一方で、普段から便秘がちの人の中には、辛い物などを多く
食べ過ぎて便秘が悪化し、せきが出たり胸が詰まることで呼吸が
苦しくなる人がいます。


 これは、辛い物を多く食べ過ぎると、大腸が乾燥して伝導作用が
失調し、腑気(※2)が悪くなったため、肺気の粛降が影響を受けて
呼吸活動が障害を受けるためです。




<※1 下焦とは>

 五臓六腑の1つである三焦の一部。三焦は「上焦」「中焦」「下焦」
の3つに分けられている。



上焦・・・気を取り入れ、邪気を輩出する。みぞおちから上の部分を指す。

中焦・・・食べ物を取り入れ、血(栄養)に変える。みぞおちからへその
     上を指す。

下焦・・・不要になったものを輩出する。へそから下の部分を指す。



<※2 腑気とは>

 大腸の働きをよくして排便を司ること。





スポンサーリンク



nice!(9)  コメント(0)  トラックバック(0)<%
共通テーマ:健康

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。