SSブログ

「憂うつ」と「うつ病」は、同じものである? [健康]

スポンサーリンク




「憂うつ」と「うつ病」は、同じものである?





 うつ病の主な精神症状の1つに「憂うつ感」がありますが、憂うつな気分や
状態が続くと「うつ病」と疑ってもよいのでしょうか?


「憂うつ」と「うつ病」の違い

 誰でも日々の生活の中で、ストレスとなる嫌なことや物事がうまくいかない
ことがあれば、気分がふさぎ、落ち込みます。このような沈んだ気分や状態を
憂うつ」といいます。本人は、「憂うつ」の原因を分かっている場合が多く、
その原因が解決・解消されたり、あるいは原因がそのままでも「憂うつ」を忘
れさせてくれるような喜ばしい出来事が起きたり、家族や友人の支え、趣味で
気晴らしをすることで改善します。大抵は、時間の経過とともに自然に憂うつ
な気分や状態から抜け出すことができます。
 しかし、このような憂うつな気分や状態の程度が強く、日常生活に支障をき
たす場合や長期にわたって(2週間以上)ほぼ毎日(1日中)続く苦しみやつら
さ、自殺願望は「うつ病」の可能性が高いといえます。

 なお、「うつ病」になると、これまで楽しんできたことが楽しめ無くなり、趣
味や喜ばしい出来事に対しても無気力で無関心な状態となります。 先に述べた
若い世代に多い「非定型うつ病」の場合は、好きなことや関心があることに対
してだけは、憂うつ気分や状態から一時的に抜け出せて明るくなれます。
 そのため、周囲の人から「うつ病」だと思われず「怠けている」「わがまま」
と映ることが多いです。「非定型うつ病」の症状としては、中高年に多い「うつ
病(定型)」と同じく。憂うつ感、意欲低下、倦怠感、焦燥感があり、本人は非
常に苦しみ、学校や職場に通えなくなるなど日常生活に支障をきたします。 特
に、ひどい倦怠感があって動けなくなります。薬物療法も効かないことが多く、
長期の治療になることも少なくありません。
 「うつ病」は放っておくと時間の経過とともに悪化し、自殺する可能性が高
くなります。早期発見・早期治療が大切とされているので、まずは「憂うつ」
と「うつ病(定型)」の違いを理解しておきましょう。また、若い世代に多い「非
定型うつ病」は一般的なうつ病とは異なる点(過眠、過食、好きなことに対し
ては憂うつ気分・状態が軽くなる)がみられるので注意が必要です。


<注目キーワード>
  ↓ ↓ ↓














「うつ病の可能性が高い」

・2週間以上、ほぼ毎日(1日中)
 憂うつな状態が続いている

・日常生活に支障をきたすほどの
 精神症状や身体症状がある


A:ウソ



この記事を読んだ方は、
こちらの記事も合わせて読んでいます。

 ↓ ↓
心の病気の治療は、薬物療法が基本である? 






スポンサーリンク



nice!(16)  コメント(0)  トラックバック(0)<%
共通テーマ:健康

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。