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骨を支える筋肉 抗重力筋、骨盤底筋 [健康]

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骨を支える筋肉


 私たち人間は、四足歩行から二足歩行へと進化した結果、二本の手を自由に
使えるようになりました。その一方、二本の足でバランスを取らなければなら
なくなったため、骨の進化に合わせて、筋肉も変化しました。脊柱が軸になり、
重力を支える背部や胸部、腹部などの筋肉が発達したのです。


骨の成り立ちとゆがみ、脊柱、推看板、骨盤、土踏まず



<立位姿勢を支える筋肉:抗重力筋>
 立っているとき、筋肉はどのような働きをしているのでしょうか?人は誰で
も、地球の重力により下から引っ張られるような力を受けます。このような重
力に対して体を支えるために働く筋肉を「抗重力筋」といいます。抗重力筋は、
地球の重力に負けないように、背部や腹部、大腿、臀部(お尻)など体の前後
に張り巡らされ、互いに緊張と弛緩を繰り返しながら立位姿勢を保っている筋
肉群です。主な抗重力筋は、次の通りです。





 抗重力筋の中でも、特に姿勢保持に働く筋肉は主に背側で、脊柱起立筋やハ
ムストリング(下肢大腿部後面にある筋肉の総称)、ヒラメ筋などがあり、主要
姿勢筋とも呼ばれています。正常立位(立っていること)での重心は、やや前
方になるため、背側の筋肉が緊張状態を持って姿勢を保っています。






<骨盤を支える筋肉:骨盤底筋>
 骨盤の底には、「骨盤底筋」と呼ばれる、膀胱や女性の子宮などの内臓を支え
るハンモック状の筋肉があります。骨盤底筋は、背部や腹部、大腿の筋肉につ
ながる筋肉であるため、骨盤底筋を鍛えることで、これらの筋肉に力が入りや
すくなり、体の軸が安定します。さらに、ウエスト周りが引き締まったり、姿
勢がよくなったり、ヒップアップ効果もあるといわれているので、加齢や出産
などで骨盤底筋が衰えやすい女性にとっては骨盤底筋を鍛えることはよいこと
ばかりです。また、デスクワークが長時間続く方も、骨盤底筋がゆがみがちな
ので注意が必要です。







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