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1.嗅覚のメカニズム (2)においの正体は空気中を漂う微量分子 [健康]

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睡眠が大切「記憶力」



 においとは、物体や生物から周囲に発散され、嗅覚器を通じて知覚される微
量分子による特別な刺激のことです。その中で、私たちに快い感覚を与える場
合には香り、芳香、香気と呼び、不快感を与える場合には臭さ、臭気、悪臭な
どと呼んで区別しています。
 物体のにおいは、物体が表面から分子を揮発させていることにより感じます。
分子は小さいほど揮発しやすくなるため、大きすぎる分子はにおいを発してい
ません。つまり、におい物質は分子量が小さく、揮発した気体である必要があ
ります。そして、呼吸によって空気と一緒に小さな分子だけが鼻腔に入り、鼻
粘膜を刺激します。
 さらに、におい物質になるためには、鼻粘膜に達した後、鼻腔上部に位置す
る嗅上皮表面の粘膜に溶け込むために水溶性の性質であり、かつ嗅細粘膜の脂
質でできた膜を通過するために、脂溶性の性質も備えている必要があります。







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