血液と病気について3 全身を巡る血液〈1〉

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1.病気の原因ー老廃物（毒素）

肉体の声明を支える血液は、
消化器官の働きによる消化
吸収によって造られ、全身を
めぐることによって、すべての
器官に成長と回復をもたらして
くれます。さらに、この過程から
生じる老廃物が、肝臓、肺、皮膚、
腎臓を通って除去され、毒素が
中和されるのです。


良質な血液〈4〉

人体が処理できる以上の老廃物が
生じるときに、問題が起こります。
処理しきれない老廃物は、体内の比較的弱い組織や器官に蓄積される
からです。


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体内に蓄積された老廃物は、体内組織に
腐敗を生じさせるばかりでなく、血液の
活力とその循環をも弱らせます。

腐敗[または分解]とは、有機体が活力を失い、
ついには土へと帰る過程のことです。

身の周りで分解が起こるとき、「生ごみが
腐っている」とか、「（犬などの）動物が
死んで、死骸が腐乱している」といった
表現が用いられます。

一方、体内に蓄積された老廃物が腐敗する
とき、私たちはそれを炎症と呼びます。

つまり、文化や腐敗、または炎症は、
実質的には同じことなのです。
身の周りで起こっている分解は「腐敗」と
呼ばれ、体内で起こっている腐食「炎症」
と呼ばれているのです。

興味深いことに、生ごみとして捨てられる
食べ物の残りは、腐敗を促進する化学物質
をまかなくても腐敗します。

同様に、死骸も一人で腐敗します。
それとは対照的に、空っぽにして洗浄
された生ごみの容器にどれほどの細菌を
ばらまいたとしても、腐敗は起こりません。

なぜなら、細菌が増殖するための土壌が
ないからです。このように、菌が増殖する
ための老廃物が体内からいっそうされて
いれば、いかなる最近も炎症を起こす
ことはできないと考えられるのです。



つづく

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