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沖縄慰霊の日は毎年6月23日ですが、学校は休みで役所は仕事です。 [慰霊の日]

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沖縄慰霊の日は毎年6月23日ですが、学校は休みで役所は仕事です。





本日、
6月23日(木)ですが、
戦後71年目の
沖縄慰霊の日で毎年「慰霊祭」が執り行われます。



当時10歳だった母も80歳を超し、
毎年健康だけど弱ってきていることを
意識しながら、できる限り応えられる分で
構わないから、私の心に大切なものを刻んでいく
作業が行われています。




日々、いろんなことがあり、それでも
前へ前へと進むかのように
実は過去へ過去へと戻っているのか
刻まれる年月は人を亡き者にし、
心の中の思い出の一部にしていく。



私は私。10歳だった私も50を過ぎた私も
私は私。

私は変わらないのに時代は、新しい世代を
誕生させ、過去を知らない世代が多くし、
昭和生まれからもう平成生まれしかこれからは
誕生してこない、この世のはかなささびしさ。


沖縄戦から71年。

23日は、「慰霊の日」。


住民を巻き込んだ地上戦で、
20万人を超える尊い命が奪われた
沖縄戦から71年。

激戦地だった糸満市摩文仁の平和祈念公園では、
午前11時50分から
「沖縄全戦没者追悼式」が行われる。

戦没者のみ霊を慰め、世界の恒久平和への誓いを新たに。



しかし、沖縄の行政上の理由か、
23日は「祝日」ではありません。
ウチナーンチュだったら、不自然に感じるものです。
そうでなくても「祝日」と思っているのも不思議ですが。

学校関係は今日はお休みです。
しかし、役所など行政関係は通常通りです。

糸満市などはメイン会場として、
参列者はもとより、総理大臣をはじめ
多くの方々が来訪されます。


わずかな時間ではありますが、
警備体制はかなり厳重です。





今でも新たに戦没者認定者が出るほどの沖縄戦。
平和の礎の刻まれた名前の数ほど、魂の数の分、
そして残された遺族の高齢化とともにこぼれる
涙の重みよ。





死ぬってもう戻らないことなんです。


「会いたいよ~」って強く泣いても
強く叫んでも、どうやっても会えないんです。


元米系海兵隊員の軍属による女性暴行殺人事件は
記憶に新しいですが、一人娘の愛情いっぱいに育てられた
やんばるの田舎の純粋な若い女性が。


この子のお父さんの気持ちが痛い。

痛すぎて涙が止まらん。止まらん。


こんなんでいいのか。一人は重くないのか。
お父さんだったらわかるよ。たかが一国の肩書
なんか、お父さんが目の前で対面したら、
震えて震えて、政治も何もかも超えて、
歩み寄れって叫びたい。


たかが一人も助けられないのに何を
世の中で訴えているんだ。



とにかく激しい感情を伴いつつ、
当事者ほどひっそり悲しみをうちに
秘めるものです。


まして「死人に口なし」で、この悲しみを
自分の人生をどこにぶつければいいのでしょうか。


激しく高揚する怒りと秘める悲しみのバランスを
どうとらえるかはわかりませんが、偉い人ほど
頭一つの下げ方にも参列される高齢の方々の
心情をどうかご理解しつつ、言えば
「土下座」の境地で、上に立つものほどそんな
覚悟をもってモノをのべ接してほしいです。



過ぎ去る過去と他人の境遇を図れるのならこんな
いいことはありませんが、日々歳も取り、誰だって
いずれ死ぬんです。


自分がいなくなった後、次の世代の人々におんなじ
苦労を繰り返させないのがいま生きている人の役目なんです。





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