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腸内細菌は離乳食がターニングポイント?老齢期を迎えると悪玉菌が増加? [健康]

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腸内細菌は離乳食がターニングポイント?老齢期を迎えると悪玉菌が増加?





腸内細菌は離乳食がターニングポイント?老齢期を迎えると悪玉菌が増加?



腸内細菌は母親からのプレゼント?




腸内細菌は離乳食がターニングポイント?老齢期を迎えると悪玉菌が増加?

 腸内細菌の割合は、年齢によって変化します。この世に生を受けた直後から
皮膚や消化管などの粘膜に細菌が増殖しはじめ、出生後3~4週間後には大腸菌
などが腸内に現れます。これは、出生後に母親の胎内から外の環境に出たこと
で繁殖します。そして、これらの菌が呼吸により酸素を消費していくにつれて、
腸内は次第に嫌気性の環境になり、生後約3日を過ぎたころから嫌気性菌であ
るビフィズス菌などの大増殖が始まります。ビフィズス菌が優位な状態は、離
乳の時期まで続き、離乳食を開始すると徐々にビフィズス菌が減り、日和見菌
や悪玉菌の割合が増えて腸内フローラは大人の構成へと変化していきます。な
お、母乳で育った赤ちゃんの方が、ビフィズス菌の数がはるかに多く、悪玉菌
の繁殖を迎えやすいことが知られています。






<老年期を迎えると、悪玉菌が増殖する?>

 離乳時に、その人が持つ腸内細菌の種類が大体決まります。腸内フローラは、
百人百様で人によって菌の顔ぶれは異なりますが、老年期ころを迎えると、こ
の腸内フローラが様変わりしてしまいます。


 この時期になると、年とともに腸を支えていた筋肉量などが低下し、腸の蠕
動運動が緩慢になって食べ物の残りかすが腸内に長くとどまりやすくなること
もあり、善玉菌の代表格であるビフィズス菌が減少し、悪玉菌の代表格である
大腸菌とウェルシュ菌が増加する傾向にあります。つまり、加齢が原因で腸内
フローラのバランスが悪くなり、有害な腐敗物質がたまりやすくなってしまう
のです。

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 また、若い年齢層であっても暴飲暴食や強いストレスなど、腸内フローラの
バランスを崩す生活をしていると、老年期にならずとも悪玉菌を優勢にしてし
まいます。


 例えば、肉類など動物性たんぱく質の過剰摂取は、悪玉菌を優勢にすること
が想像できるかと思いますが、これは牛肉のように血の多い肉などに含まれて
いるミオシンというタンパク質の成分が関係しています。


 このミオシンが、悪玉菌のエサとなることで腐敗を促し、腸内フローラのバ
ランスを乱す要因となるのです。いくつになっても若々しい腸内環境を保つた
めにも、食事や生活習慣を見直し、腸内細菌の事も考慮しなくてはいけないですね。


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