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2,「視覚」のメカニズム (2)「見える」を可能にする光 [健康]

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 私たちは目で見ることで、外界を認識していますが、その作業は光があるか
らこそ成立しています。なぜなら、物体から跳ね返ってくる光を受け取ること
で、物体の色や形、大きさ、立体感などを認識しているからです。

 また、光は何かに当たって反射したり屈折をして、進路が変化しますが、視
覚の感覚器官である目は、こうした光の変化も常に信号に変えて脳へ送り、“映
像”としてとらえることができるのです。その働きは、まるで高性能の全自動
カメラのように、見たいものに応じてピントや明るさが自動調節されます。こ
のように、脳が目と密接に連携して、巧みに目の働きをコントロールしている
のです。


 「見える」を可能にする光は、電気と磁気のエネルギーが波のように空間を
伝わっていくので、テレビ放送や携帯電話などで使用する電磁波の仲間です。

人が見ることのできる光は「可視光線」と呼ばれ、波長がおよそ880~770nm
(ナノメートル:1nmは100万分の1mm)の範囲です。この範囲の中で、短
い波長の光は紫色や青色に、長い波長の光は赤色に、中間派緑色に感じられま
す。波長が短いガンマ線やX線、紫外線、また、波長の長い赤外線やテレビな
どに用いられる電磁波は見ることができません。



電磁波の種類


ガンマ線 X線 紫外線・・・目に見えない ・・・波長が短い~380

可視光線(紫・青・緑・黄・橙・赤)・・・目に見える

赤外線 電波・・・目に見えない・・・波長が長い770~











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