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脳の中を覗いてみよう「脳力」 [健康]

脳の中を覗いてみよう「脳力」




脳の中を覗いてみよう「脳力」



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脳の中を覗いてみよう「脳力」

 人間の体は、さまざまな器官が連携をとって生命活動を営んでいます。中で
も脳は最も高度な活動をしている器官であり、その活動は、脳内に張り巡らさ
れた神経細胞のネットワークによって行われています。

 その脳の力(脳力)を向上させる鍵を握るのは、「神経伝達物質」と呼ばれる
脳内物質です。私たちがキャッチしたさまざまな情報は、脳内で神経伝達物質
を高めることができれば、脳力向上への近道となるはずです。

 今回は、能力を「記憶力」「集中力」「学習能力」「コミュニケーション能力」
の4つに分け、それぞれの能力と神経伝達物質の関係に注目し、誰もが願う能
力向上への糸口を探求していきましょう。



脳の構造

 脳は、大きく分けると「大脳」「小脳」「脳幹」によって構成されています。
大脳は、脳全体の約8割を占める最も大きな部分で、「思考・記憶・言語・運動」
などの働きを担う脳機能の中枢です。小脳は、大脳の後方下側にあり、運動機
能の調節や、体のバランスを保つ働きをしています。脳幹は、脳の最深部にあ
り、上部から順に「間脳」「中脳」「橋」「延髄」で構成され、間脳はさらに「視
床」「視床下部」に分かれます。脳幹は、「呼吸・血液循環・体温調節・代謝」
などの生命活動を維持するための重要な機能を担っています。




<大脳の構造>
 これらの脳の部位の中でも、今回のテーマである「脳力」に大きくかかわる
のは、大脳です。大脳は表面から奥へ向かって「大脳皮質」「白質」「大脳辺縁
系」「大脳基底核」の順に構成されています。大脳の表面にある大脳皮質は、神
経細胞が密集し、灰色がかって見えるため、「灰白質」とも呼ばれています。そ
の下には白色をした白質があり、大脳皮質の軸索(神経細胞から伸びる長い突
起)の束が存在しています。


 大脳辺縁系と大脳基底核は、大脳皮質が発達していくにつれ、大脳の奥へ押
しやられた部分です。大脳辺縁系は、生物が本来持つ原始的な感情の「好き・
嫌い・怒り・恐怖など」や、生存本能である「食欲・性欲など」に関した行動、
また、記憶にも関係し、生物として生きていくための重要な働きを担っていま
す。大脳基底核は、大脳の最も奥にあり、大脳皮質と視床、脳幹を結ぶ神経細
胞が密集した新計画の集まりで、主に運動機能の調節にかかわっていることが
わかっています。



<大脳皮質の高度な役割>
 大脳の表面にある大脳皮質は、高度な機能を司り、人間らしさを構築してい
る部分です。視覚を司る部分、聴覚を司る部分などというように、場所によっ
て働きが異なり、おおよそ役割が分担されていることが分かっています。



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